2009年06月12日

現実について

なんかいまいち信じられませんが、8月末ぐらいに帰国することになりそうです。
というのは4月ぐらいにひそかに送った大学院の国外受験の結果が合格だったので、9月から日本の大学院生になるのです。
今日弟に合格掲示板を見に行ってもらって報告してもらいましたがイマイチまだ信用しきれません。
でもまあ証拠写真も送ってきたし、一応信用しときましょう。

で、今日もバクニン省の日本企業の工場で教えてきたのですが、その帰りの車でぼーっと日本に帰ってからの生活を想像していました。
でもなんか現実感がないのです。
どうも時空の違う世界の物語みたいなのです。
逆に日本にいるときにベトナムのことを考えてもそんな感じがします。

僕にとってどうも日本とベトナムの生活は連続性のない、別次元の世界になっているようです。
それはたぶん日本の生活とベトナムの生活との間で価値の高低がないからだと思います。
そして世界はもちろんつながっているのですが、日本がつぶれようがなくなろうがハノイの市場は毎朝開くわけだし、自分が今いるここがすべてという感覚が発達しすぎてきました。

しかしそれも僕の作りだした世界。

私の言語の限界が私の世界の限界を意味する
ウィトゲンシュタイン
posted by →hiroyoshi at 02:24| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月10日

バクニン省

日本の某有名プリンタ企業の、バクニン省の工場で日本語を教えてきました。
他のセンターの先生が日本に一時帰国している間のヘルプです。

田舎の景色を眺めながら国道を通って工場に行っただけなので景色など、観光的にはなにも物珍しくありませんでした。
ハノイから車で1時間ちょい。

しかし授業は普段やり慣れていない中級クラスを教えたのでさあ大変。
中級レベルになると文法も先生がイマイチ理解できない。
語彙の説明も難しい。
きょうはギョウザがなんたるかを教えましたが、所詮はみんな食べたことがない料理。
どんなに説明してもわからないものはわからない。
でも日本語でなんでもカバーできるのはある意味教師も勉強になって言い経験になります。

明後日もいってきます。
posted by →hiroyoshi at 02:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イエスタディ

日曜日にやや確信犯的な飛び入り参加で、ハノイ熱狂音楽隊内輪パーティーにてイエスタディを弾いてきました。

もちろんクラシックギターソロ。
唯一弾けるポップの編曲。
武満徹の編曲です。

武満徹といえば「ノーベンバー・ステップス」をはじめ、わけのわからぬ現代曲ばかりつくっとるという感じがしますが、このイエスタディを含む「ギターのための12の曲集」(だったかな?)はポップな選曲、ポップな編曲に終始しています。ほかには「ヒア・ゼア・アンド・エブリウェア」とか「オーバー・ザ・レインボー」とか。

この武満編イエスタディも鈴木大介さんのCDの演奏がよかったような・・・
先輩びいきすぎるかな?

自分が弾くとやっぱり緊張で最初手が動きません。
しかも飛び入りだから直前練習せず。
偉そうに飛び入りなどするのはもうやめましょう。
練りに練った2重奏とかで楽に弾きたい。
posted by →hiroyoshi at 02:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月08日

中学生クラス(その後)

今朝中学生クラスこなしてきました。
づがれだーーーーー

子どもは極端にシャイか、極端にうるさいかどっちかなのでこまります。
シャイな子は「おはようございます」なんかも話してくれないから日本語の練習にならないし、うるさい子はベトナム語でガンガン話しかけてきます。どちらにしろあまり日本語は使ってくれません。

今日は初回ながらトラブル続発。
何となく予想はしていたけど、クラスの大半の子が教科書を持っていません。
教科書の問題をテキトーにといて時間をつぶす安易な作戦を立てていたのにそれが崩れ去りました。
しょうがないから、宿題用に用意していたプリントを配って解かせました。

人数が思ったより多くて2枚足りません。
2枚足りないだろうな・・・と思いながら気付かないふりをして列ごとにプリント回したら、後ろの方の子がすごくでかい声で叫びました。
「タイ・オーイ!(せんせい!)」

すみません。すみません。といってコピーしに行こうと、コピー機のある職員室に向かったけど、日曜日だから鍵がしまっていました。
これじゃコピーできません。

教室に戻って正直に
「ヘッゾイ!(なくなった!)」
と言ったら、
「フォト・ディー!(コピーしてきて)」と言われました。

コピーもできないの!!!
すんませんね!

づかれだー
言葉の通じない30人の子どもたちを、90分間どう扱えばいいのでしょう???
posted by →hiroyoshi at 00:52| Comment(2) | TrackBack(0) | 日本語授業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月07日

明日から中学生クラス!!!

中学生クラスとやらを日曜日にやることになりました。
日曜日とはいえ、原則隔週。
でも、月から土曜日まで通常クラスがみっちりあるから中学生クラスがある週は週休なし状態になってしまいました。
まあ仕事とはそんなもんでしょう。
これが永遠に続くなら勘弁ですが。

明日が私の中学生クラスの初授業。
自分の担当の前に一回見学したけれど、中学生とは思えない小学生的な子どもがたくさん混じっていました。
こんなガキどもに教えたことないので未知への不安でいっぱいです。
日本語通じないのは当然として、英語も通じないだろうし、ベトナム語すら通じないのでは?

ええい!開き直るしかない!!!
posted by →hiroyoshi at 00:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本語授業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月04日

堕落論

坂口安吾の定番小論です。
国語国文学科卒の僕にとって今更ながらの今更ですが、恥ずかしながら初めて読みました。

授業の空き時間になんとなく眺めました。
このハノイの生活と全く関係ないけど、なんとなく深く感じる安吾の言葉です。

人間。戦争がどんなにすさまじい破壊と運命をもって向うにしても人間自体をどう為しうるものでもない。戦争は終わった。特攻隊の勇志はすでに闇屋となり、未亡人はすでに新たな面影によって胸を膨らませているではないか。人間は変わりはしない。ただ人間へ戻ってきたのだ。人間は堕落する。義士も聖女も堕落する。それを防ぐことはできないし、防ぐことによって人を救うことはできない。人間は生き、人間は堕ちる。そのこと以外に人間を救う便利な近道はない。


どんな「愛」だとか「友情」だとか言っても、いつか強い思いは消えてしまう。それは長い人生を振り返ると実感できます。ましてや人間でありすぎる堕落した僕にとっては。
でもね、そうやって堕落することが、「人間が生きる」っていうことなんだよって安吾は教えてくれているんですね。
美しさを求めて二十歳の処女で死ぬか?
特攻隊で消えていくか?
でもそれじゃ救われない。
どちらかというとそれじゃつまらない。
その気持ちはわかります。
だったら堕落してやろう。
醜く生き長らえてみたらどうだろう?

まあ別にたいしてえらそうなことを言っているわけじゃないけど、そういう当たり前っぽいことをフラットな口調で言えるところが安吾のエライところです。

だけど、醜く生き長らえるのも、ただ自分から醜さを求めるのは違うと思います。本気で何かをやって愛したり夢中になったりして、でも死んじゃだめだよ。死ぬくらいなら全部水に流しちゃいなさい。っていう普通にやさしいことを安吾は言いたいんだとおもいます。
解説しすぎてあまりに普通の結論になりましたが、その普通さがまたイイ!



posted by →hiroyoshi at 03:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月03日

tears in heaven

この前のライブで、うちのねえさんとユニットを組んでビートルズのブラックバードを弾きました。
相変わらず客の反応はよくわかりませんが、誰かと一緒に音楽もどきのことをできるのは楽しいものです。
しかし、ねえさんと僕とのレパートリーがブラックバードを世に出したおかげで尽きてしまいました。

このレパートリーの少なさの原因は、ひとえに僕のギターの融通の利かなさにあります。
というのはつまり、クラシックギターからギターを覚えたぼくは楽譜通りのことしか弾けないのです。
ましてや楽譜がないと何も弾けません。
アレンジなんてもってのほか。

それでもなにかやりたいなと思って、今クラプトンの定番、王道、ティアーズ・イン・ヘブンをネットのタブふを眺めながら練習しています。
最近王道だらけで僕の中から個性が消えていくようですが、それもまた個性。楽しけりゃなんでもいい。

しかし、この曲弾いてみて思ったけど、最低ギター2台ないとギターの音がかっこよくなりません。
うますぎず、下手すぎない、ほどほどに都合のいいギタリストを仲間に加えたいところです。
目星はついていますが・・・
posted by →hiroyoshi at 01:37| Comment(2) | TrackBack(1) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月01日

ベトナム語学習サイト

ラン先生に教えてもらいました。

ベトナム語学習サイト
http://www.ngonnguhoc.org/index.php?option=com_content&view=category&layout=blog&id=34&Itemid=20

選択問題はできるけど記述は全然できない・・・
やっぱりぼくは雰囲気でしか単語を覚えていないらしい。
posted by →hiroyoshi at 16:01| Comment(0) | TrackBack(0) | ハノイの生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月30日

天然クーラー

5月下旬。
ハノイはまだ夏本番とは言えないまでも、かなり暑さが本格化してきました。
夜中寝苦しくなってきたら赤信号。
しかし、まだ扇風機をかけて何とかなります。
今の僕の部屋は。

3年前に住んでいた部屋は、窓をあけると隣の部屋の壁が目の前にある部屋だったので、全く風が通らず灼熱地獄を経験していました。
それに比べると今の部屋は窓から青空も見えるし、見晴らしもいいし、楽園です。

と、ここまで書いて写真をぱしゃり。
mado kara.JPG

それにしてもこれから本格的に暑くなると、雨だけが頼りになります。
なんとも原始的で受動的なクーラーですが、これに勝るものは何もありません。
昨日も雨が降ったのですが、その涼しさたるやちょっと感動します。
雨乞いの黒魔術でも勉強したくなります。
posted by →hiroyoshi at 13:14| Comment(2) | TrackBack(0) | ハノイの生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月29日

またしても風邪

最近2週間に一度ぐらいのペースで風邪をひいています。

このくそ暑いのになんで風邪なんかひくのかと不思議に思いますが、なぜかひくんですね。

そして今週から新しいクラスの授業が始まり、怒涛のひらがな教育を行い、連日出ない声で「あいうえお!!!」と叫んでいます。
声は出ていないけど授業が成り立つのが不思議と言えば不思議。ほぼ悲鳴に近い音を発しています。心の叫びが生徒に通じたのか?北斗の拳みたいな?

じぶんの部屋にいる貴重な時間は最低限のメールチェックとか以外、ほぼ寝ていたのでブログ更新しませんでした。
しかし、今日はそろそろ峠を越したと思われるのでブログを書いてみました。
また2週間後にぶり返す予定なので、しばらく更新がなければ、「アイツ病んでいるな・・・」と勘繰ってみてください。

それではみなさんさようなら。
posted by →hiroyoshi at 02:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ハノイの生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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